JAたまなは、熊本県の北西部に位置し、福岡県に隣接する玉名市一帯をエリアとするJA。そこが販売する「熊本県産ミニトマトゼリー」は、「裏切りの美味しさ!」がキャッチフレーズになっています。

ミニトマトの産地が生んだ風味たっぷりのゼリー
阿蘇外輪山を水源とする菊池川が南北に貫流する玉名市ではトマト栽培が盛ん。熊本県は日本一のトマト生産地として有名ですが、とくに玉名市では「アンジェレ」、「アイコ」、「イエローアイコ」、「キャロル7」などのミニトマト栽培が盛ん。
そんな玉名市では、トマト、ミニトマトををこれまでどおりに生で出荷するだけでなく、加工して出荷するという六次産業化を図っています。
話がちょっと難解ですが、
「農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態です。玉名市はこの六次産業化を積極的に進めているのです」(玉名市産業経済部6次産業推進室)とのこと。
こうして生まれたのが「熊本県産ミニトマトゼリー」や「玉名シプレ トマト塩ゼリー」などのオリジナル商品。
「六次産品と呼んでいますが、これからも新製品を積極的に展開していきます!」(玉名市産業経済部6次産業推進室)
と鼻息も荒いのです。
さてさて、自慢の玉名産ミニトマトを使ったJAたまな「熊本県産ミニトマトゼリー」。なぜ「裏切りの美味しさ!」なのかといえば、
「トマトの風味と酸味がしっかりと味わえる」ことなんだとか。
この「熊本県産ミニトマトゼリー」、谷尾食糧工業の製造。谷尾食糧工業は、「全農おかやま」などともタイアップして桃太郎トマトジュレなども製造する岡山県のメーカーで、専門のメーカーに委託製造しているというわけです。