松本の花林糖(かりんとう)専門メーカーが、久星(きゅうぼし)食品。かりんとう一筋で、昔懐かしいかりんとうを製造しています。
「原料を厳選し、昔と同じ製法で今も花林糖を製造しています」(久星食品)。
そんな久星食品のかりんとうで、今注目を集めるのが「復刻版 高級かりんとう」です。

かりんとうファンなら久星食品は見逃せない!
久星食品の創業者は長野県東筑摩郡坂北村(現在の筑北村)出身で、戦後、人の心を癒せる菓子をつくろうと松本に出て、かりんとう作りを始めました。
かりんとうに狙いを定めたのは、「黒糖を使い、身体によさそうだから」。
とはいえ、かりんとう作りはまったくの素人(しろうと)。試行錯誤を繰り返すときに、新宿中村屋で働いていた職人に出会ったのだとか。
というわけで創業は昭和22年まで遡ります。昭和25年に法人になったときの社名は信濃農村工業協同組合だったそうです。
昭和40年代には「スポーツに花林糖!」というキャッチフレーズで、サッカーボールを蹴っている少年「Qちゃん」なるマスコットキャラクターをも生み出しています。
平成17年6月には安曇野に新ブランドの「蔵久」をオープンしています。
「小麦粉を練って、寝かせて、伸ばして、切って、からっと揚げたら、砂糖とからめる。単純だからこそごまかしがきかない」という久星食品のかりんとうの真骨頂は、「復刻版 高級かりんとう」に見事に表現されています。
かりんとうファンの多くが、「やっぱり久星のがいちばん美味しい」というのもシンプルイズベストだからでしょう。
かりんとう好きで、まだ久星食品の「復刻版 高級かりんとう」を試していない人は、これを機会にぜひお試しを。
花林糖丸缶シリーズ、昔懐かしい一斗缶に入った「一斗缶花林糖」も発売しています。